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ピグワールド [サブカルチャー]

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画像が小さいのだけど…

アメーバでピグワールドというのがスタートしました。イメージ的にはシムシティ系の「街をつくろう」な感じですが、基本的にイベントに沿ってのアイテムゲットゲーム。

課金する人もしない人も充分遊べるとこがいいかなと。私はまだ課金したことないですが。

すごく楽しい。
ライフも好きですが、ワールドのほうは住人に「ピグとも」という友達登録した人たちを住まわせることができて、彼らがランダムにおしゃべりするので、それをぼーっと眺めてるのだけでも楽しかったりします…

街を作るゲームは昔から好きでシムシティとかA列車でいこうとか、ポピュラスとか・・・このところご無沙汰してたので待ってました!って楽しんでます。

「崖の上のポニョ」を(初めて)見ました [サブカルチャー]

解釈や考察はとりあえずおいといて…

まずは見ながらの印象や見終わった感想など

●ポニョの父親だけ、手塚治虫のキャラだった。

●てか、ポニョの父親が気持ち悪すぎ…><

●宗介がやたらに賢くて大人びていた

●宗介の母親リサは若さと賢さと生命の象徴のごときだ。

●ポニョの母親の神々しさと父親のしょぼさはどうよ。

●ポニョが宗介に執着するのはなぜ?

●結局ポニョは何をして、何が起こって、何を招いたの?

●海に沈んだ町は?町の人たちはどうなったの?てか世界中が水没?

●意味深な言葉のやり取りが多すぎる。

●子供向冒険物語として見ると物足りなく、つまらない…



ナウシカや「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」を経ての作品だとしたら、
「深読みなしに受け取った印象」だけの作品であるはずがないでしょうね。

というわけで、観終わった後の「なんじゃこりゃ…」の言葉は一旦飲み込んで
とりあえず「考察・深読み」されてるものをあちこちで読んでみましたが


考察のサイトはあちこちにありますが、とくに2ちゃん関連の考察はすごいですね。
「えええええええええええ?そうなのかぁぁあああ」みたいな。

手塚治虫が生涯に渡って追っていたテーマは「死と再生」

宮崎駿もやはり「生命」について、これまでも語ってきたのだなと感じます。
だからこそ「女性」が描かれてきた。ずっとどの作品にも。

ポニョは・・・・・「答え」をもらってから見ると重すぎですね。

これは宮崎駿が仕掛けた罠ね。

子供たちは何もわからずに駿の作品を見る。
繰り返し繰り返し、そして成長の合間合間に見返す。

駿作品は、成長と共に違う見方ができるんですよね。
(まあ、、、どういう作品でもそうなんですが)

ポニョを見た幼児たちはこの先大人になったとき、
そして老人になった時に、またポニョを見てどう感じるんでしょうか。

東北の大震災前に観た人と震災後に観た人では
感想も違ってくるかもってのもありますね。

「ぽーにょぽにょぽにょ、魚の子♪」ってあの歌は
なんでオヤジと女の子で歌ってるのかしら。

あの無意味な歌詞はポニョのあまりに重いテーマの
カモフラージュなのででしょうか。





最後に、、、、、今はあちこちの考察を読んじゃったから、ポニョが
単純で軽い子供向け作品でないという認識ですが、

他人が考えたそれらの考察を読まなかったら、私はこの作品から
何も受け取ることができないままだったのかなと

ちょっと気になりました。

■私でさえ気がついたこと

●ポニョの本名がブリュンヒルデ(ワルキューレ)で、宗介のところへ
押しかける時のBGMが、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」にわざと似せてあったこと

●ポニョが赤、宗介が黄、母親のリサが青の三原色   ><

●ポニョのキスには意味があるのかなと‥
船の上の赤ん坊と、宗介を抱きとめるトキさんと、妹たちと、
そして最後の宗介とのキス

ピグアイランドスタート!:ピグライフ [サブカルチャー]

私はピグライフはやっていますがアメーバピグのほうには最近ではめったにログインしていません。だけどメールなんか来てたりするのでたまにはログインするようにしています。

ピグともさん、、お部屋に毎日来てくれてる人もいるのね…
ありがとん・・・><

さて、、そのアメーバピグですが、この度また新ゲームでピグアイランドというのをスタートさせました。

基本的にはピグライフと内容は同じです。

作物を収穫して収穫物から家内制手工業であれこれとアイテムを作るというゲーム。

このアイランドがライフと差別化されてるところは、自分の住む島のほかに収穫のための島がひとりにそれぞれ与えられてるということです。

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ライフのほうでは自分の庭に作物を植えて収穫したり庭を飾ったりしますが、アイランドでは自分の島に作物を植えることはしません。

その代わりにすでに作物の宝庫の島が与えられるのです。
ここの収穫の島にはほかのプレイヤーは来ることができません。

樹林の島に鉱山の島、ほかに何やら洞窟やら…

ユーザは目的に応じてこの島々に行って木を切ったり綿花を摘んだり鉱物を掘削したりするのです。

ではもうひとつの、自分のまっさらな島では何をするのか。

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とりあえず…収穫物を採って帰ってきて、工作は自分の島で行います。
そして、、、作った工作を自分の庭に飾ってゆくという・・・・らしいかな。

このピグアイランド、まだ正式リリースではないようで、β版です。

一等最初にリリースされたのが4月27日だったようで、その時は本当に限定でくじ?かなんかで当たったユーザしか遊ぶことができなかったみたいですが、ここ何日かまた限定ユーザを募集開始したのかな。

たまたまアメーバピグにログインした私もゲームに参加してみることにしましたよ。

工房オープン ピグライフ [サブカルチャー]

ケチャップライス(私のピグの名前です)たちはピグライフで工作を始めました。

ブナの深い森に出かけて材木を伐採してきてアレコレ工作します。
花を摘んで花かんむりなんかも作りますよ。

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これはケチャップライスの工房アトリエです。
オーダーメイドで手作り家具を売る小さなお店です。

・・・・・まあ・・・・・UO(ウルティマオンライン)みたいに不特定多数のプレイヤーが実際買いに来てくれるわけではないんですけどね‥(だってほかのプレイヤーもみんな同じにスキルを持ってるんですもの‥)

魔法少女まどかマギカのガチャ(ガチャポン・ガシャ・ガシャポン) [サブカルチャー]

魔法少女まどか☆マギカLM リトルマスコット パーツ2 

タカラトミーアーツ 300円をやってみました。

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全5種類のうち、欲しいのは3種…
さっそくトライですよ。

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鹿目まどか(かなめまどか)ちゃんゲットです。 (^o^)/



それにしても…今の世の中、メーデーってどこにいっちゃったんでしょうか?

その昔はメーデーのために会社はお休みにするところが多かったですよね?

ピグライフ : 私のお庭 [サブカルチャー]

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屋上はクマー達との憩いの場です。ハス池にはミジンコがいて栄枯盛衰を繰り返しています。とても落ち着く場なのでモナが一番気に入ってる場所です。


その下の階はご馳走の階です。食いしん坊の私的にも、食糧貯蔵庫は欠かせません。キッチンとダイニングテーブルは2階ですが、ここは食後のデザートとコーヒーを楽しんだり、おやつの時間を過ごす場所です。

3階は仕事部屋です。
羊毛やコットンやリネンを紡いで機織りで3種の布を織って、染色桶で染めた生地をミシンで縫い上げていろんなものを作ります。クマーとか、夏のワンピースや冬のウールとかです。

最近DIYも始めました。家具はショップでも売ってますが、ミニテーブルやチェア、花籠や花かんむりなんか自分で作ります。

2階のダイニングキッチンはチューリップのプランターに囲まれています。
来客にはいろんな料理を作って振る舞います。^^

<絵は拡大できます>

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各階は部屋に入らなければ普段は見えません。
夜の空中回廊の美しさは格別です。

ナイトライダー ネクスト [サブカルチャー]

1月16日から深夜のフジテレビで、なんとあの「ナイトライダー」の新作をやってますね。

チンチキチキチキ チンチキテケテケ
チンチャラチキチキ チキチキテレテレ♪ 

キッドの吹替え声優は20年前と同じ野島昭生、でも車は前作では「第三世代ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム(1982年型)のカスタマイズ車」だったのが、今回は「フォード製のシェルビー マスタングGT500KRをベースとした」車とかで、なんか違う車らしいですよ。キットの声演じた外人も別な人みたいですよ。

まあ、、、日本人的には、同じキットであってほしいとか思うのかな。

なんだかアレコレが、以前にましてかっこいいです。

主人公は前作マイケル・ナイトの息子です。
名前はマイクトレーサーだけど、諸事情からお父さんと同じマイケルナイトを名乗って、キットも最初マイクって呼んでましたがいつのまにかマイケルって呼んでます。

なにやらアレコレがかっこいいというのは、整備工場とか、キットの変身シーンとか技とかなんか、車に関する専門用語の知識が乏しすぎて、私にはうまく説明できないのがもどかしいですが…

そうそう、キットの本国版の声優の声はやたらに低い声で、例によってやけに落ち着いてて静か~~にしゃべるのでよく聞き取れないくらいです。なんだか怖い。あのテンションでジョークも飛ばしてるらしい。でも、あの声と会話しててもなんだか安心感がないと思うのは私だけ?コンピュータの声が低音でテンション低くしゃべるのって、まさかHAL9000のせいなんでしょうかね…

日本だったら女性が声あてることが多いような。
(バイオハザードは少女でしたよね、、メインコンピュータ)

パソコンも船も車も女性らしいからまあそれも間違ってはいないのかな。

てか、まあ「日本はなんでも少女にしちゃう」から、このキットの声だってできることなら流行りの声優にでもやらせたかったかもしれないとか(あるあるw)

まあ、ただの嫌味ですけど。

と、いうわけで、20年ぶりのナイトライダー、視聴率は振るわなかったため打ち切り?になったっぽいけど、面白いと思います。
こないだみた新作の「プリズンNO.6」が糞つまらなかったのに比べて全然面白いです。

SR魔法少女まどか☆マギカ (巴マミのガチャ・ガシャ) [サブカルチャー]

こないだほむらちゃんのガチャポン(ガシャポン)が置いてあった店舗を再訪しましたらまどか☆マギカは相変わらず置いてあって、だいぶ中身は減っていましたがまだまだなくならない様子。

では、今日もやってみましょう。

400円投入。

と、、マミさんキター><

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私は巴マミ。
あなたたちと同じ美滝原中の三年生。
そして…キュウべえと契約した魔法少女よ!


マミさん、キター><

やっぱりマミさんでしょう、マミさん‥><

ふうん、なるほどね。その制服、あなたたちも美滝原の生徒みたいね。二年生?

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飲み込みが悪いわね、、見逃してあげるって言ってるの

くうぅ‥マミさん、思いっきり先輩顔、ステキです。><

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無理してかっこつけてるだけで、怖くてもつらくても誰にも相談できないし
いいものじゃないわよ、魔法少女なんて



そして・・・・


いつも自信満々で頼りになる先輩のマミさんが見せた本音と弱さ。

大人ぶって強がってたマミさんが…あんなに喜んで

気丈な先輩の顔からひとりの少女の顔を覗かせたあのとき。


…マミさんはアニメ史上有数の名演技と衝撃的な役割とで、
その名を長く残すことになったのです。

私はマミさんが一番好きですね‥やっぱり…><

シャーロック・ホームズ シャドウゲーム [サブカルチャー]

シャーロック・ホームズ シャドウゲームを観てきました。

2009年の大ヒット作「シャーロック・ホームズ」の続編です。
待ってました~ ><

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監督、ガイ・リッチー
ロバート・ダウニー・Jr.とジュード・ロウの迷探偵コンビ。

今回は前回より一層、壮大な悪事と陰謀と冒険活劇が待っていました。
どのコマも最後にぴったりと組み合わされる、それは緻密な筋立て。

どの方向へ進もうか思案中だったような前作の迷いが、第二作目では完全に吹っ切れてて、どこもかしこも観客を喜ばせたいという思いでいっぱいだったですよ。

ドタバタ相棒物は数多くあれど、このコンビは筋金入りですからね。

でもって、うんさりするような一線を越えることもなく最後まで気持ちの良いふたりのやんちゃぶりで。

今日は吹替え版を見ました。
シャーロック・ホームズ…藤原啓治
ジョン・ワトソン…森川智之

アイリーン・アドラー…佐古真弓
メアリー・ワトソン…園崎未恵
モリアーティ教授…森田順平

マイクロフト・ホームズ…銀河万丈



先日やったテレビ放映版の吹替えの声優は
シャーロック・ホームズ…大塚芳忠
ジョン・ワトソン…堀内賢雄

アイリーン…沢城みゆき
メアリー…田中敦子
モリアーティ教授…石塚運昇

ブラックウッド卿…大塚明夫


テレビのホームズはチョウユンファやケビンコスナー、ニコラスケイジの声を充ててる人で、どっちかとうとこの方の声のほうがイメージ通りかなと思います。だって劇場版のホームズって野原ひろしなんですもの…><

ホームズ役のロバート・ダウニー・Jr.っていうのはいい役者ですねぇ。
このホームズだってロバート・ダウニー・Jr.だからこそこれだけ魅力的になったわけで、ほかの役者だったらこうはいかなかなったかと。これほどまでに目で語れる役者はそうはいないかと思います。
露骨な目つきを演じるのでなくさりげない目の動きで「ホームズ」の心情が伝わってくる。
自信や焦りや照れ隠しやジェラシーや心配、観客は彼の目の動きひとつでドキドキしたり嬉しくなったりハラハラしたりする。しかも魅力的。
観客の心をわし掴みにしてしまう存在感。

すごいなあ…

ジュード・ロウ演じるワトソンは前回よりお馬鹿のお調子者になってましたが、これもやはりジュード・ロウでなければあそこまでの魅力は引き出せないかと。

そしてロバート・ダウニー・Jr.とジュード・ロウの、奇跡の組み合わせがあってこそ生まれた、まったく新しいシャーロックホームズ物かと思います。

今回は私が言う前に友人が誘ってくれたのだけど、彼女は「これ、また続編あるよね」と、「これって本も出てるの?」となんだかホームズに興味を持ってくれたみたいで、元シャーロキアンの私としてはなんだかすごく嬉しい。><

ワトソンより小さいホームズ、イギリス紳士らしくない振る舞い、子供のケンカかみたいなふたりの掛け合い、世紀末な雰囲気はどこ吹く風、知力を駆使してるようで思いっきり実力行使なアクション作品、なんですが、過去のホームズ物にけして負けない、むしろより魅力的に仕上がってると思います。

ああ、そっか‥ダウニーのホームズはあれはチャップリンのコスプレなのかな。

で、このダウニーって俳優、私はこのホームズまで全然知らないと思ってたんですが、昔にNHKでやった海外ドラマの「アリー my Love」のラリー・ポール役だったんですね‥と、今更ですが。役者のことはよく知らなかったけど、「アリー マイ ラブ」 はすごく面白かったですよ…で、あの時は知的でジェントルなイケてるニューヨーカーって感じだったのに、年取ったらなんだかすっかりワイルドになったんですね。

・・・・続編できたらいいなあ。
もう一作くらい、このホームズを観たいです。

ピグライフ さよならのピグとも [サブカルチャー]

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私のピグともさんのお庭です。

ピグともというのは、いわゆる「フレンド」機能のことです。

ピグライフでほかのユーザのピグ(アバター人形)をクリックすると見られるプロフィールから、相手の庭を訪問することができます。でも、ただ庭に行っただけでは「足跡」はつかないので、その庭を出たら二度とそのお庭に行くことができなかったりします。

相手のお庭の作物に「お水をあげる」「パーティーテーブルでお食事をする」ことをすれば足跡が付きますが、相手がその足跡をたどって私の庭に来てくれて、「お水をあげて」くれないと、やはり足跡は途切れてしまいます。

プロフにはブログやアメーバピグの部屋へのリンクも貼ってありますから、その相手へのコンタクトを失いたくなければ相手のブログをブックマークしたりすればよいのですが、気に入った相手にはこのフレンド機能の「ピグとも」を申し込んでOKしてもらえればいつでもお庭に遊びに行くことができるようになるのです。(って長々と書かなくても‥笑)


自分の庭の設定では「解放」「ピグともだけ来庭OK」「持ち主だけ」を選ぶことができます。
私の庭は「ピグとだけOK」の設定の庭が多いです。

で…上の写真のお庭のピグともさんは・・・・><

本人は成人だったみたいですが未成年で登録してたために、来る4月24日の未成年の使用制限によって、お互いの庭に行ってお水を上げたりたまにお庭で遭遇した時にお話しをするとかが、、、できなくなってしまいました。

どうなるんだろう?

「使用宣言告知」が出たその瞬間に、もう未成年のピグには「手紙」も出せなくなってます。このピグともさんが私のブログ(アメーバでピグライフのブログ書いてます)なりブックマークしてくれてたら、またピグ作り直してピグとも申請してくれるかもしれまんせんし、もう全然切っちゃって新しいピグともさんを探すかもしれない‥何度かお話したけど、たしか愛知の人だったっけ‥><

こういうピグともさんが何人かいます。
ひとりなんか小学校4年生ですってプロフに書いてあったっけ。
それに中学生の男の子もいたけど‥(って彼は成人で登録してるって)

残念だなあ‥
(えんじ色の長椅子、あれってライフチケット50枚と交換のアイテムじゃない‥)
><
またピグ、作り直して遭えたらいいですね。
それまで元気でね。

ピグライフ 15才以下使用制限告知 [サブカルチャー]

青少年のみなさまが安心安全にアメーバピグをお楽しみいただけるよう、
2012年4月24日以降、15才以下の方を対象として、
ピグの一部機能に利用制限を設けることになりました。


アメーバピグ、キター><

15歳以下の使用制限ですよ。
これが‥内容がすごいです。

アメーバピグのほうは私は遊んでいないのでピグライフに限って言えば…


▼ピグライフ

・全エリアへのおでかけ
・ピグともおよび、他のピグのお庭への入室
・自分のお庭へのピグとも、他のピグの入室
・ピグとも申請
・お手伝い
・きろく
(※エミリーのお庭への入室、お手伝いは可能)


これがどういう制限かと言えば、実質上…
何もできない>< ってことなのですね。

もともとアメーバピグは対象が18歳以上でそれ以下の利用には親の許諾が必要だったわけですが、昨今、青少年の「不正アクセス」や「不正使用」や「いたづら」が後を絶たなかったわけで。

そういえばCMには「児童生徒」が登場することは無くて、思いっきり成人な人たち、むしろ30歳以上のタレントたちが登場してたですよね

今朝、公式ブログでこの発表が行われた後、付設の掲示板は阿鼻叫喚。
見るもはばかれるような書き込みで満ちています。

でも、、、これは未成年者によるピグへの被害対策というより、未成年者と成人が同じ土俵で遊ぶという環境、いくら架空世界でルックスがピグとは云え、二人きりになってしまう空間が多いというのが理由なんではないかしらね。

先日「犯罪の温床」になる、その可能性だけで「2ちゃんねる」が大規模摘発にあったのも、今回のこの規制とは無関係ではないと思うのです。

悪い大人たちは相手が未成年だと知った上で、むしろ未成年を狙ってあの手この手で悪さを企てる。

未成年の子供たちの電話番号を聞き出すことも、リアルでの出会いだっていくらでも取り付けることができる。これはもう一種の出会い系ツールです。好奇心に満ちた子供たちを止めることなどできやしないのです。


でも・・まあ・・今後は「ピグを作るときに未成年で作る」というのが‥減るだけでしょうね。
4月24日まで日があるので、成人年齢でピグを登録、作りなおせばいいだけなんですが‥



問題は今までせっせと築いてきた「架空財産」をすべて失うことになってしまうことですね。お小遣いからリアルマネー出して、ここまでお庭作ってきた子供もいるでしょうから、それをすべてあきらめろというのは確かに酷かも。


私だってどうしよう…

もしもあの子(ピグ)たちのだれかを失うなんて考えたら‥…辛いなあ。

もしこの先、1回線に1アカウントだけ、なんてことになったらどうしよう><

この先、携帯電話番号、強制登録制になったらどうしよう><

ウェウエエエウェェェ…




・・・・・最後に私の庭の空中庭園をご紹介

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雲のタイルを(本当は雪のタイル)を空に積み上げて、空中庭園です。


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こちらはコンパクトに生活空間をまとめました。

男子高校生の日常 [サブカルチャー]

2012年1月から開始のアニメで特に面白かった作品

テレビ東京 監督:高松信司 サンライズ
原作:山内泰延 掲載「ガンガンONLINE」

男子高校生の日常


タダクニ、ヨシタケ、ヒデノリ…一応タダクニが主役、後2人が主役級らしいですが…
キャラはなんだかよくわからない。
最後まで名前が覚えられませんでしたが…

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録画しておいて、まとめていっきに観ました。
これがもう私的に抱腹絶倒なコメディだったのです。

久しぶりに楽しいアニメでした。
私はたぶん、こういうギャグ路線が好きなんです。

バカとテストと召喚獣とか?

さよなら絶望先生とか?

ヘタリアとか?

微妙に違いのある三者ですが、強烈でない軽いギャグアニメ。

バカテスだって、絶望先生も、原作は知らないけどもアニメのほうはホント
心底、うわああ、、、なんて面白いんだって思ったですよ。

そして久しぶりにヒットだったこの作品。

笑いのネタはそんなに特異なものではなかったのです。
どちらかというと古風な古典ネタな笑い。

でも心底笑いました。
巻末付録の「女子高校生の異常」も併せて。

男子高校生の日常、第二シーズンもあればいいなあ…

ピグライフ [サブカルチャー]

今CMもやってるようですが、私もピグライフで遊んでいますよ。

最初は小さな畑の零細農家でしたが

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今じゃそこそこ大きな農場になって、牛や鶏も飼ってます。

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昔はね、、テレビゲームというのは最初にゲームソフト買ってきて遊んだもので、
また最初から契約をして、月々いくらって支払って遊ぶタイプのオンラインゲーム
なんかもあったわけですが、今はすごいですね。

これほどのレベルのゲームが基本タダで遊べてしまう。

携帯用の(基本タダな)オンラインゲームのほうの課金システムは、気がつけば月20万行ったとか行かないとかの話も聞いたことありますが、今のとこ、ピグライフの課金サービスは目立たない程度。

ゲームの中で作物を育てるのにそれぞれ日数がかかるのですが、リアルマネーを払うことで促成栽培が可能になったり、普通の実と特別な実がなる場合、、これもリアルマネーで特別な実が必ず採れるようになったり。

サラリーマンなどはタイムアップ式のイベントに参加すると、収穫が間に合わないのでリアルマネーを出さざるを得ないわけです。

アメーバはこのライフでかなり稼いでるみたいなので将来的にもこの程度の課金体制でいくんじゃないかな‥なんて甘いかな。

とりあえず私は今のとこ、無課金で遊んでいます。

私のピグ(ゲーム中の自分のアバター人形をピグと呼ぶようです)はこちら。

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可愛いでしょー(´▽`)

いやー、もう、なんてったって自分のピグが一番かわいい。

マルシェ(ユーザのピグが集まる市場)なんか行ってもですね、やっぱり自分のピグが一番可愛いななんていつも思って・・・あ、そんなこと聞いてないですか・・・(#^.^#)

CMで自分そっくりのピグが作れます、なんて謳ってますが、それこそ私だって最初の頃はあれこれ自分に似せて。じみ~なピグを作ってましたが、今じゃ何よ馬鹿みたい、やっぱり可愛いのがいいじゃんって好きに整形してしまいました。

後ろ姿です。

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後ろ姿もかわいい。

着せ替えできるんですよ。
ピグによって似合う服と似合わない服があります。

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この子はちょっとクールな感じで。

・・・・・って・・・一体何人のピグを作ったのかって?
それは内緒です。(^x^)

SR魔法少女まどか☆マギカ (暁美ほむらのガチャ・ガシャ) [サブカルチャー]

SR魔法少女まどか☆マギカ (ガシャガシャ・ガチャガチャ・ガシャポン)
タカラトミーアーツ から11年の9月に発売されたようです。

このガシャガシャが置いてあるのは微妙に人気のない店舗なので、
まだ全部売り切れずにあったのでしょうか。

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400円とかなり高額なので、はずれたらすごくイヤだな・・と思ったものの
覚悟を決めて400円投入し・・・・・・・ガチャガチャ・・・コロン。

・・・・やれやれ ><

杏子ちゃんがヒットしてしまいました。
ガッカリだ・・ううう、がっかりだ・・うえうえううえうえって思わず嘆いたら、
友達が「じゃあ、あたしもやってみる」と。

え?いいよ、だってガチャガチャなんて
そもそもまどかなんて知らないじゃない

「ううん、いいの、やってみるね ^^」と

友達はもうちゃっちゃとお金投入してガシャガシャ・・と

ガシャガシャコロン・・・ と
うわあああああ、なんとほむらちゃんが大ヒット


「交換してあげるよ ^^」

がーーーーーーん><

なんて優しいんだ、てかありえなす、、、、、ほんと?マジでいいの?

「(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)うん」

いやもう、彼女は欲しくもないガチャを私のために取ってくれたに違いないのです。

ありがとうありがとう><
嬉しすぎです、ありがとう ><

家に帰ってさっそく組立てです。

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と、、、同封のリーフレットにはこのようなことが・・

注意 :
この商品は組立にある程度技術を必要とする、
上級者向け組立式PVCフィギュアです。
この商品は15才未満のお子様には適しません。
15才未満のお子様には絶対に与えないでください。


15才未満のお子様にはだめって・・・結構厳しいですね・・
12才以下はだめ、でも充分大丈夫な気がしますが‥なぜ15才。

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ほむらちゃんバラバラ

白い部品、これはお立ち台かな?
この4つのパーツでほむらちゃんを支えろと?

・・・いざ挑む、上級者試験

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「暁美(あけみ)ほむらです。よろしくお願いします。」

右肩がうまく噛み合ってないけども、無理やったら壊れるって書いてあるので
これ以上は我慢です。

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「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が。
保健室に行かせて貰えるかしら」


あ、あ、あ、ああ、、立たない(笑)

これまた上級者向けもいいとこです。

でもって右手が・・・ゆるくて取れてしまいますよ・・

「鹿目(かなめ)まどかさん、貴女がこのクラスの保健係よね」
「連れてって貰える? 保健室」


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これでいいかしら、、、、なんとかちゃんと立たせることができました。

「あなたは、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」

右手首はボンド買ってきて貼り付けてしまおう。
絶対無くしてしまうと思います。

ネットでは瞳にはちゃんと斜線が入ってるということだったんですが、
私のほむらちゃんはちょっと見はベタな瞳に見えます。

よくよく陽にすかしてみるとたしかに斜線が描かれてるようですが・・

「いい加減にしてよ
あなたを失えば、それを悲しむ人がいるってどうしてそれに気付かないの
あなたを守ろうとしてた人はどうなるの」


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だったらまどかにリードをつけておしまい!

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「命拾いしたわね、あなたたち」
「今のあなたは足手まといにしかならない」


ガチャガチャの出来としてはですね・・

400円というのは少し高い感じです。

完全に大人狙い、ファン狙いで、足元見ながらギリギリまで上げたのかな。

「彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい!」
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どっこいしょーっと。

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曹操のモニタの上に飾ることにしました。
仕舞っておいてはやはりつまらない。
いつも見ていたいじゃないですか。

ローソン まどか☆マギカと十六茶のコラボキャンペーン [サブカルチャー]

文化庁は、優れたメディア芸術作品を顕彰する「文化庁メディア芸術祭賞」の
アニメ部門で「魔法少女まどか☆マギカ」を大賞にしました。2011年12月15日

                      ----
2011年のネット流行語大賞の銅賞に、「僕と契約して、◯◯になってよ!」
という、「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター、キュゥべえが少女たちに
契約を迫るせりふが選ばれました。2011年12月1日

(ネット流行語大賞ですけどね、ちなみに金賞は「ポポポポ~ン」です)
                     ----

と、なんだか巷でちょっとした社会現象を起こしてるという深夜アニメ作品の
「魔法少女まどか☆マギカ」を、ネット配信で観てみましたよ。

なるほど、、これはなかなか新しい切り口のアニメですね。

絵がね、絵柄がちょっとモロ、美少女アニメ~なので、一般人からは関心を
持たれないでしょうが、これはたしかにショッキングな物語かと。

と、それはおいといて、
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」とアサヒ飲料「十六茶」のコラボキャンペーンが、 2月7日(火)から全国のローソンでスタートします。
十六茶500mlペットボトル1本につき、フィギュアストラップが1つ付属します。


ということなので、今までにも何度かまどかとのコラボキャンペーンは行われていたようですが、今回初めて知ったので、是非参加してみましょう。

そうは言っても発売日の7日は家から出なかったので、買いに行ったのは
8日の朝でした。

それも出かける途中だったのでそんなに大量には500mlペットボトルを
抱えて歩けないなあ・・・まあ1本でいいかしら。

最寄りのローソンに寄って、まっすぐにジュース売り場へ。

若い店員さんがその周囲でモップ持ってましたが、私が十六茶の棚を
欲しいおまけを探してごそごそし始めましたら、すぐにレジカゴを持ってきて
くれました。「どうぞ、これお使いください^^」って。

あ、(#^.^#)アリガト・・・ウハ・・・テレ・・

我が子のためにストラップを求めに来たお母さん。

しかし・・・

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キューベイしかないってのはどゆこと?
わたしキューべイは嫌いなのよね・・・

それと水色の髪のさやかちゃんばっか残ってるのなんてヒドイわぁ・・

まったく、ほむらちゃんなんて影も形もないじゃないの。><

どうにか黄色い髪のマミさんとピンクの髪の主人公をゲット。
最後の一個ずつでしたよ。ラッキーでしたね。

残りは大量のきゅーべぃと・・

こんなにきゅーべい残ってるなんて、みんなもきゅーべいが嫌いなのね。
じゃあ帰りに買いにこよう。っと。

レジに向かうと先客がいましたが、さっきの青年が来てくれて
「レジ、こちらどうぞー」ってもう一方のレジで会計してくれました。

テヘ・・いろいろスンマセン・・・ (#^.^#)

12_02_08.jpg

でも、帰りは20時過ぎてしまって、とらえず4軒のローソンを回ったけど、
もうどこの店も十六茶の棚だけ空っぽになってました。

さやかちゃんも・・・きゅーべいさえも残ってなかったです。

イクスピアリで映画「ロック~わんこの島~」 [サブカルチャー]

映画 「ロック~わんこの島~」  2011年7月23日公開

【映画comからあらすじ】
伊豆諸島・三宅島で民宿を営む野山家は父・松男、母・貴子、祖母・房子、そして息子の芯の4人で幸せに暮らしていた。しかし2000年8月、三宅島の噴火により全島民が避難することとなり、芯は生まれた時から育てていた愛犬ロックとの別れを余儀なくされる。実話をもとに、1人の少年と1匹のイヌの目を通して、家族のあり方やきずな、生きる力の強さを描く。

2000年8月三宅島大噴火で引き離された一匹の犬と飼い主。フジテレビ「めざましテレビ」の“きょうのわんこ”が取材した、犬のロックと飼い主の実話を題材に、犬との交流を通じて家族の絆を描いた奇跡と感動の物語。監督は、映画『冷静と情熱のあいだ』『Dr.コトー診療所』の感動ドラマの名匠・中江功。主人公の父・松男には、「海猿」シリーズや「ROOKIES-卒業-」など大ヒット映画への出演が続き、大きな存在感を魅せる佐藤隆太。さらに、麻生久美子や倍賞美津子といった映画界を代表する実力派俳優陣が、ロックと芯の温かくもたくましい家族を演じる。(作品資料より)

出演 佐藤隆太
    麻生久美子
    岡田義徳

    倍賞美津子

監督 中江功


犬:ゴールデンレトリバー

【感想】

うーん・・・・><

私には「なんとなく納得できない」・・・というシーンが多かったかしら?
まあ映画ってそういうもんだからで片付けるのはちょっときついかなあ。

「犬が少年の後を追って車を追っかける」、そう言ったお約束のシーンにも。
年端もいかぬ少年が、あそこまで「故郷に執着する」ってことにも。

ペットの保護施設、本当にあんなものがあるの?

じゃああの、被災地で放置されたり家に繋がれっぱなしにされてるペットたちの報道はなんなの?日本では、被災地のペットは置き去りの見殺しを、余儀なくされてたんじゃないの?

(餌が食べたくて犬小屋の金網に首突っ込んで死んでたあの犬の写真は何?)

犬(ロック)が飼えないから里親に出したのはいいけど、新しい家族に懐いて4年も幸せにやってたっていうのに故郷に帰るから犬を返せって・・・・なんだかなあ・・・

って、まあ、、、、、作品のテーマはそんなことじゃないですね。失礼しました。

東日本大震災や福島原発事故被災者へ向けた、応援メッセージ。

三宅島大噴火で愛する故郷を失い、故郷を追われ、慣れない都会で仮の生活。

毎日の生活で流されそうだけど絶対あきらめない。

少しの間は家族離れ離れになったりすることもあったさ、だけど、いつか故郷に帰れる日が来る。

家族みんなで故郷に帰ろう。

もちろん、犬も。
だって家族だもの。


素直な気持ちで、素直に受け取るべきメッセージ。

でもやっぱり・・・やっつけ感がぬぐえないし・・シナリオももうちょっとどうにかならなかったのかなあとか・・

そう言いながら、あふれた涙は6粒。

太った少年が祖母を思い出して泣くシーンと、松金 よね子扮する老婆がからっぽになった部屋を見るシーン。この、ストーリーとは関係ない場面で不覚にも涙が。

共通テーマ:映画

コクリコ坂から [サブカルチャー]

劇場公開アニメ「コクリコ坂から」を観てきました。

原作:佐山哲郎
作画:高橋千鶴
『なかよし』(講談社)にて1980年1月~8月号まで連載。全8話。


監督 :宮崎吾朗
脚本 :宮崎駿他

アニメと原作は違うもののようです。

「父のために旗を揚げること」と、「本筋の大ネタ」だけは同じようで、各エピソードはほとんど違うみたいですね。

作中、足音がやたらに耳に残りました。
板の間の廊下や学校での足音はともかく、とにかく足音に凝りまくってたのがなんとも。

主人公メル(海)のしゃべり方がなんか「ちょっと怒ってる」みたいな棒読みでなんで機嫌が悪いの?って絶えず思わされました。

音楽の使い方が間違ってる。
せっかく印象的な曲を用意しながら、効果的に使う場面を間違っている。
そこでその曲を使うのか。曲と物語の流れがあってないようなとか、いろいろ不満が。
私だったら「上を向いて歩こう」の曲はあの場面では使わない。

とにかく絵がかわいい。キャラの顔も視聴者誰もが好意を持つだろう、いい感じでした。

人物の後ろ姿がとても印象的で魅力的。首が長めでうなじから肩にかけての線が美しく、立ち姿や姿勢もきれいでした。


【感想】
恋愛ものです。
思いっきりリア充な高校生の恋愛もので、「耳をすませば」系。

父を失ってるということ、女子高生なのに下宿人含む住人たちの世話をする家政婦役をひとりで担ってるというだけがとりあえず主人公の「恵まれてない要素」で、後はもう・・思いっきりリア充な日々を送っています。

1967年生まれの宮崎吾郎がなんで1963年を舞台に「ALWAYS三丁目の夕日'64」をやるんだろう…とは感じましたが。

まるで明治大正時代のような「バンカラな学生運動」や取ってつけたような「上を向いて歩こう」とか。

原作のほうの学園内抗争がどんなだかはちょっとわかりませんけど、70年代に少女漫画によくあった学園物の学生運動だろうことは容易に想像がつくのに、なんでわざわざ1963年に時代を移したのか。

でも、そんな文句は言いながらも、私が視聴中に流した涙が5粒。

それと、主人公メル(なぜ海という名前の少女がメルと呼ばれるのかは説明なし)の心の震えは、うまく伝わってきたと思います。

父、宮崎特有の「けなげに頑張るみんなの人気者の少女」は息子にも踏襲されてるようです。

宮崎作品とは別にして、ジブリ作品としては

「愛するふたりが肩を寄せ合いながら観て、お互いの愛を再確認する映画」
「心が清らかな善人に向けた美しい初恋物語」
「今はいい思い出になってる高校生活を思い出してほんわかする作品」
「リア充な青春を過ごした、心に傷のない人たち向けラブストーリー」

私みたいな心のゆがんだ人間は・・ちょっと冷めた気分で映画館を後にする作品。あまりに毒がなさすぎではありました。・・・・・それでもまあ、主人公ふたりの純愛に心がなごんだ、ですけどね。

エンディングではその後のふたりの後日談は語られず、淡々と劇終。

これは観客がそれぞれの余韻に浸れるようになってるんでしょうか。しかしスタッフロールが異常に短かったのにはちょっと驚いたです。挿入歌を全部、エンディングで流してくれてもよかったんじゃないかなあ。

「シークレットウインドウ」 [サブカルチャー]

■シークレットウインドウ

2004年 アメリカ

原作:スティーブンキング『秘密の窓、秘密の庭』
監督:デヴィッド・コープ

主演:ジョニー・デップ

【あらすじ】

ちょっと脛に傷持つ作家モートは、人里離れた湖畔で愛犬と共にひっそりと暮らしている。

彼は妻エイミーと離婚調停中で、後は離婚届にサインをするだけなのに、未練たらしく妻への鬱屈した気持ちを吹っ切ることができずにいた。

執筆活動もはかどらず、寝てばかりいる彼のもとへある日、南部訛りのシューターと名乗る男が訪れる。
「オレの小説をパクりやがって。結末を元に戻し、オレの名前で出版しなおせ」と。

はあ?と一度は男を追っ払うモート。

だが、その作品を執筆した当時のことはあやふやで思い出せず、自分の行動にも確信がもてないモート。

離婚問題のいらだちと、シューターの過激な脅迫行動とに、次第に追い詰められてゆくモート。

その結末は。


■感想

この作品の見どころってどこかしら。
原作はキングですし、オチとかは別に良しとしましょう。
ジョニーデップの独演状態。かなあ。

巷でジョニーデップはもてはやされていますが、私には彼の良さがイマイチ判らないでいました。

でもこういう、3流とまではいかない2流作品でのじっくりした演技を見ましたら、確かにジョニーデップは上手い俳優なんだなと感じました。今更ですが。

チャーリーとチョコレート工場とかシザーハンズとかアリス・イン・ワンダーランドとかちょっとおどけた風な、もの哀しげな傷つきやすい、神経質な青年役というか演技も、ふざけた海賊役も、そんな魅力は感じなかったんですが、

あれと、この作家モートが同じ役者。となると、ああ、すごいね。別人だね。と。

これは地味ながら、面白かったです。

ジョニーデップなんて使う必要ある話なのかな。
もっと名のない俳優でも別にいいんじゃないかとは思ったけども。

「散歩する惑星」「ヴィレッジ」「デリカテッセン」 [サブカルチャー]

■散歩する惑星 2000年

原題:Sanger Fran Andra Vaningen「SONGS FROM THE SECOND FLOOR」

スウェーデン=フランス,98分

監督:ロイ・アンダーソン
脚本:ロイ・アンダーソン

構想20年撮影4年。
デジタル技術を使わず手作りな映画。

いかにも欧州風なエスプリに満ちてるようにみせかけた不条理コメディ


【あらすじ】
とある惑星のとある国。

勤続30年のサラリーマンはリストラの憂き目にあい、
人を訪ねてきた男は路上でいきなり袋叩きにされ、
奇術の舞台に上がった客は胴を切断されかかり…

この世は不可抗力的苦渋に満ちている。

ある日、家具屋のカールは保険金目当てに自分の店に火をつける。
まんまと保険金をせしめた彼は、安い元手で高い利益を得られる
仕事はないものか模索する。

タクシーを運転していた長男は客の愚痴を聞くうちに精神を病んでしまった。
カールは見舞いに行くたび長男に声を荒げてしまう。

そんなカールの前には、死んでも浮かばれない幽霊たちが徘徊したり。

散歩する惑星
           DVD「散歩する惑星」より参照

…人々はお互い傷つけあったり迷惑をかけたり、そして苦渋を味わされたりする。

誰もがほんのささやかな幸せを求めてるだけなのに。

■作品の感想

これが1950~80年代に作られた作品だったらそれなりに素晴らしいと思う。
構想20年って…20年前の頭のまんまじゃ・・

高度経済成長の頃の「脱落者」の風刺ではなく、斜陽な時代の
出口のないもやもや。が描かれてるのは確かだと思います。

でもね。
構想20年、撮影4年なのか?これ…っていうのが正直な感想かしら…

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■ヴィレッジ

製作・監督・脚本 M.ナイト・シャマラン
2004年 アメリカ



【あらすじ】

深い森に取り囲まれた地で、皆が家族のように仲良く平和な生活を営んでいる村。

だが、その村には犯してはならない恐ろしいタブーがあった。

---決して森に入らないこと。

森には「語ってはならぬ物」がいて、「村人は森に入らない。彼らも村に入らない。」という協定が結ばれていた。


村人たちはたびたび化け物の影に脅かされ、心底彼らを恐れて暮らしている。

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         DVD「ヴィレッジ」より参照


しかし…
世間から隔絶されながらも満たされてるように思える村の生活も、わずかな薬がないばかりに失ってしまう命の悲しみとは無縁ではなかった。

町に行けば薬もあるだろう。そして町へ行くには森を抜けなければならない。
恋人の命を救いたいただその一心で、盲目の少女は禁断の森を抜ける決意をした。

■感想

「盗作疑惑」や「しょぼいオチ」
「シックスセンス」「サイン」のM.ナイト・シャマランがその才能を疑われた作品。

公開当時に繰り広げられたこの「ヴィレッジ」という映画の大々的宣伝は、いまだ記憶に新しいですが、そんなに酷いオチ?

確かによくある話なんですね。
どっかで観たような聞いたような話で、オチも「ああ、あるある。」と。


先日観たDVDの「レディ・イン・ザ・ウォーター」も監督生命が危うくなったほどの低収益、駄作とされた作品らしいんですが、

あれだって、そんなに酷い作品じゃないと思った。


シックスセンスのシャマランならもっとすごいだろう、どんだけすごいどんでん返しが用意されてるんだろう。という、ただ「期待はずれ」のレッテルを貼られただけでは?




普通に観たら普通に面白いし、並み以上のレベルにあると思うのです。


そして実はこれは、愛のあり方を描いた作品。
それぞれの人々の「それぞれの愛情表現」の物語。

---なぜ愛してると口に出して云わなければ判らない?---

「愛してるからこその態度」
「愛から出る行動」
「愛してるからこその選択」
「愛ゆえにこうした」

・・・・「愛してるからこそ、これだけのことができる」

とても静かに、淡々と、そしてしみじみと彼らの愛のあり方を描いてゆく。
そこにちょっとサスペンスやホラーを編み込み、「愛の力」を演出する。

全編を通してこの愛の姿は貫かれてます。
オチもそのテーマに沿ったもので。

とても面白かったと思う。
最後まで飽くことなく見れて、ちゃんと感動も受け取れました。

…オチがどうのこうのにばっかこだわるのはどうかと思うのです。


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■デリカテッセン

1991年 フランス

監督:ジャン=ピエール・ジュネ
    マルク・キャロ


「アメリ」「エイリアン4」の監督。
フランス的エスプリとブラックユーモアに満ちたコメディ作品。

【あらすじ】

核戦争終了15年後のパリ郊外。
階上は集合アパートになってる「精肉屋」

住人たちはいつだって飢えており、肉屋の主人は「雇用人募集」をかけては訪れた者たちを殺して食肉として提供していた。

新たに募集に応じて来たのは興行人の青年。

この青年に肉屋の娘が恋をしてしまったことから、「彼」をめぐって住人とのはちゃめちゃな攻防戦が繰り広げられる。

■感想

オカルトでもホラーでもなく、ちょっとグロいコメディ。

空気の色もいいし、狂気ぶりもいいし、不快さもなく、異様な中にもユーモラスでウイットもあって、愛すべきおバカたち。

ちょっと未来世紀ブラジル(1985)入ってるけど、陰湿なところがないのがいいです。
91年かあ…ずいぶん古い映画なのね。

文句なし。面白かったです。

月に一度のレンタルDVD日 [サブカルチャー]

西船橋にある「シネマシネマ」は毎週火曜日、レンタル料が1本100円になります。
それも第二火曜日はお待ちかねの洋画が100円ですから、今月も行って借りてきました。

アイ・アム・レジェンド
デリカテッセン
散歩する惑星
題名のない子守唄
ハプニング
チェンジリング
ヴィレッジ
インサイド・ザ・デス・トンネル
シークレット・ウインドウ
悪霊喰

特筆しておくべき点は…

「ハプニング」と「ヴィレッジ」は「シックスセンス」、「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督作品、
「シークレット・ウインドウ」はスティーブンキング原作、ジョニー・デップ主演。

「アイ・アム・レジェンド」はウィル・スミス主演、
「デリカテッセン」は「アメリ」を監督したジャン=ピエール・ジュネ監督作品です。

共通テーマ:映画

「アイアンマン2」「アリス・イン・ワンダーランド」「ダレンシャン」 [サブカルチャー]

■アイアンマン2■

2010年
監督 ジョン・ファヴロー
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   ミッキー・ローク

■あらすじ
世界の平和を守るのは、この天才トニー様ひとりで充分だっつってんのに、
アメリカ政府はアイアンマンスーツをよこせよこせ云ってきやがります。
うぜえ。><

欲しかったらてめぇで開発しやがれ。ってまあ、無理だからー。

でもね、俺様天才、そこんとこは間違いないんだけど、実はスーツの動力源がヤバくってオレの身体もうボロボロ。なんかマジ死にそうなのね。…あ、これ皆には内緒だから。

秘書のペッパーがあれこれうるさくて、心が折れそうなんでめんどいから社長譲って、、自分はモナコグランプリに参加していっちょウサ晴らしって思ったのに、なんか野蛮人がすっごい笑えるアーマースーツで登場してくれちゃってもう、オレの出番なしなし。
チョーむかつくんですけど。><

ironman.jpg

おまけにコイツ、オレの死んだ親父悲願のスターク・エキスポで無茶やってくれちゃって、

もう勘弁ならねえ!表にでろぃ!

って言ってるそばからオレが先にくたばりそうなんで、とにかくスーツの動力源をどうにかしないとな。


というお話。

文句なしに面白いです。
ミッキーロークがヤバすぎです。

アイアンマン3がとても楽しみです。

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■アリス・イン・ワンダーランド■

2010年

監督:ティムバートン
出演:ジョニー・デップ
    ミア・ワシコウスカ


主演、ジョニー・デップ
助演、ジョニー・デップ

本当はアリスが主演と云いたいところですが、完全に基地外帽子屋が作品を乗っとってます。


観てて途中で寝てしまって、もう一度観なおしてまた寝てしまって、それで全然面白くないですと、一度感想に書いたんですが、ちゃんとがんばって最後まで観てみました。

そんなに面白くないわけでもなかったです。
最後のほうはちゃんとワクワクして観ることができましたし、アリスも頑張ってた。

エンディングもよかったです。


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■ダレンシャン■

吸血鬼物ってどろどろと暗くなりそうなんですが、ハリーポッターよりむしろ明るい。

原作がイギリスなんですが、イギリスの子供向け物語に「ライバル」は欠かせないものなんでしょうか。ポッターのドラコ・マルフォイみたいな存在。

キツイですよね…
イギリス作品における主人公とライバルの関係って。

それはおいといて、師匠?の吸血鬼クレプスリーが見事に美しくない(笑)
ジョン・C・ライリーという俳優。

John_C_Reilly.jpg

うわ、><

吸血鬼なんてのはもっと退廃的でおぞましいながらもエレガント、残忍だけども哀しい存在で。っていう概念と期待が見事に裏切られた結果となりましたよ。



主人公のダレンシャン少年が、とっても間抜け面で、自分で学校じゃ成績優秀でモテモテと云ってる割には芋野郎でのろまでしかも間抜けで、幼馴染のヲタク少年を「あいつはヲタクだからうざい」とか言って、人に流されて盗人でと、ろくでもない。

自分が盗んできた毒蜘蛛に噛まれた親友を救うために、不本意ながらハーフバンパイヤになったとか・・結局自分が悪いんじゃん(笑)

で、そのせっかく助けた悪童の「親友」も、心底腐ってる屑野郎でまったく魅力がない…

>< う~ん…

と、ぶっさいくだなあと最初に思えた吸血鬼のクレプスリーは、話が進むにつれてどんどん魅力的になっていったのです。

ああ、これははまり役というか、いいキャラですね。

舞台は、今時珍しいフリークスのサーカス団なんですが、ただのフリークスじゃなくて、妖怪変化や怪物、化け物、異形の物やらのもうそんなハイレベルな集団。

それで差別だなんだって、…なんか根本的に話が違うから~と。><

とりあえずまあ、主人公がどうしょうもない大根だったですが、総合的に面白ろかったです。
すべてはクレプスリーの親父パワーの魅力によると云っても過言ではないですが。

「コンスタンティン」「シャッターアイランド」「レディ・イン・ザ・ウォーター」 [サブカルチャー]

レンタルして観た映画DVDの感想です。


■コンスタンティン■

2005年
監督 フランシス・ローレンス
主演 キアヌ・リーブス
原案 DCcomics 「hellblazer」


■あらすじ

天国と地獄、そして人間界の三国間には不可侵条約があって、本物の天使も悪魔も自らは人間界に来ることは許されなかった。

しかし、人間界で直接人間に関与し、魂をそれぞれの世界へ引き込むための、天使でも人間でもない者、悪魔でも人間でもない者というハーフブリードという連中がいた。

末期の肺がんのため、余命いくばくもないコンスタンティンはいわゆるエクソシストだが、過去に自殺未遂をした経験があり、そのせいで地獄行きが決定していた。

コンスタンティンはハーフブリードの中でも特に悪事を働く者を(神のために)悪魔祓いすることによって、なんとか罪をあがない、地獄行きを免れたいと必死だった。

そして神側のハーフブリード、ガブリエルに何度も相談するのだが、ガブリエルは、「自業自得。悔い改めよ。」と、冷たく突き放すのだった。

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そんな中、メキシコで「聖槍」が発見され、地獄では魔王サタンの子が、父ルシファーに反逆を起こし、掟を破って自ら人間界に乗り込む計画を発動したのだった。




…またですよ。
またガブリエルですよ。
…ガブリエルって何か欧米では悪いイメージでもあるんでしょか?

もちろん、これに登場するガブリエルさんは、「大天使ガブリエル」とは関係なく、名前がガブリエルなだけ。らしいのだけど、そこらのハーフブリードよりははるかに神に近い権限を与えられてるように見えます。

てか、まんまガブリエルの化身と捉えるがふつうじゃないですか?でなかったら何も別の名前でいいわけだもの。

このガブさんは「レギオン」の無骨なガブリエルと違って中性的で優美なガブリエルです。
とてもいいキャスティングだと思います。><



これはやっぱり、文句なしに面白い作品ですね。

いくつかの謎が取沙汰されていますが、これは日本語訳じゃなく、英語版のまま観れば解けるのが多いような気がします。と云っても私にはそこまでの英語力はないんですが。

そんなことより、コンスタンティンのキアヌリーブスはもう、どこまで美しいんでしょう。
見ててほれぼれしてしまいますね。女心わし掴みです。

役柄は「ひねくれ者で身勝手で自己中心的でナルシスト」、な男らしいんだけど、
傍から見てる分には全然無問題、もうなんでも許しちゃうよー。みたいな。

劇中、何度もヒロインのアンジェラとキスするほどの距離に顔が近づくのに
全然キスしないで終わってしまう。

男女関係なく顔を近づけるシーンがやたらに多いんですが、あれは監督、ワザとやってますね。



って、ここまで、「なんだ、ものすごく下らない映画評だな」と思われるかもしれないですが、「アイアンマン2」にしても「コンスタンティン」にしても、ハリウッド型超娯楽大作に関してはケチのつけようも、個人的感動も、あまり書く必要がないように思うのです。

すごい面白かったよー!と、それだけ。

2012年に「コンスタンティン2」が公開予定らしいです。
キアヌリーブスはまた使ってもらえるのかしら?

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■シャッターアイランド■

2010年・アメリカ

監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ


■あらすじ  〔by amazon.co.jp〕

精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島(シャッター アイランド)」から一人の女が姿を消した。
島全体に漂う不穏な空気、何かを隠した怪し気な職員たち、解けば解くほど深まる謎……。
事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の事実とは!?


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公開当時結構話題になってたと記憶する作品。
監督も主演もすごいじゃないですか。

でも、これに登場するデカプリオはなんだかちょっと顔は丸いし目つきの悪い童顔、というアンバランスさでどことなくオーラも薄かったので、観てる途中で何度も、これホントにディカプリオなの?と自問してしまいました。

今回はネタばれなしにしておきましょう。
最後のオチが物語の最大の要なのです。

何が真実でどうしてそうなってしまったのか…誰が悪いのか。

ただ、もうちょっと謎を深めて欲しかったなあ。

院長なんか最初から「いい人」すぎて、「あの院長すげ~怪しい」というワクワクさが乏しいのです。

事あるごとにナチの悪行と絡めたのは良かったけども。

相棒チャックもデカプリオを「ボス」と呼んでる割りにはタメ口だし、って、これは翻訳した人の演出ミスではないかと。

もちょっと二人の関係をしっかり描いておいたほうがエンディング効果が高いんじゃないのかなあ。

■私の評価
序盤は大変面白かったんですが、中だるみしてます。
でも耐えられる程度です。

一度観ても損はしないと思いますがおすすめはしません。

観終わった後にそこはかとない不快感が残る作品。

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■レディー・イン・ザ・ウォーター■

2006年 米

監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 M・ナイト・シャマラン


■私の評価

私の評価を先に言えば、これはかなりの良作かと。これはとても好き。
世間一般では評価が低いようなんですが、私は本当によくできた作品だと思います。

この作品が肌に合う人なら存分な感動を授かりかつ心に残り、そうでない人にとってはどうでもいい作品。

だから私がおすすめしたからと言って、誰もが面白いと思う作品ではないのかもです。

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■あらすじ

心に傷を持つアパート管理人クリーブランド。
ある晩、アパート付随のプールで無断で泳いでる少女を発見。
少女はクリーブランドの管理人室に住みついてしまう。

クリーブランドは少女の数少ない言葉を読み取り、それらをつむぎ合わせて謎を解き、アパートの住人たちの手を借りて彼女を助けようとする。

少女はストーリーと云う名で、水の精の国から、太古の昔に水精と決別してしまった人類を救済しにきたのだった。




アパートの住人たちは平凡な、どこにでもいるような人たちの集大成。
どうでもいい人生、大して人の役にも立たなそうに見える彼ら。

…だけどそうじゃなかったのです。

大した才能もないごくごく普通人々がそれでもがんばって水の精ストーリーを助け、そして人類の未来も救うのです。

なんでだか、観てる途中で知らず知らずに涙がハラリと。

主人公クリーブランドは真摯で前向きで、とてつもなく善良。それだけが取り柄の人です。
無条件で水の精霊ストーリーの言葉を信じ、役割を果たそうとする。

アパートの住人たちもそう。
誰ひとり、ストーリーの存在やらクリーブランドの基地外じみた言葉を疑わない。

だけどそれは当然。
だってこれは「おとぎ話」だから。

冒頭のナレーションで人間と水の精たちの関係が説明され、ぶっちゃけ「奥様は魔女だったのです。」と宣告されてるのです。

観客がそれを了承し、これはファンタジー部門の映画なんだなと認識しているのだから、登場人物たちがやはり何の疑いもなく、「水の精ナーフ=少女ストーリー」だと主人公に説明されて、それを受け入れるのは違和感のないことなのでは。

これは大人にもまだ残っている純真な心で素直に「おとぎ話」を受け入れ、未来につなげようじゃないかというお話なのでは。

だからこの作品唯一の被害者は「映画評論家」の男。
理屈で作品を評価し、「フィクション」、「誰かが作り上げた世界」を「くだらない」の一言で一刀両断に切って捨ててしまう男。(え?私?><)

クリーブランドも彼の理路整然とした推理に一度は惑わされてしまいます。


少女、ストーリーは口数が少なく神秘的で、自分じゃ何にもしない。
だけどもかなり強いオーラが出ています。

クリーブランドでなくても、彼女の力になりたい。と思わせるような。

レンタルDVDの感想 レギオン・ミラーズ・赤ずきんの森 [サブカルチャー]

■レギオン■

2010年5月22日公開

監督:スコット・スチュワート
出演:ポール・ベタニー他

legion.jpg

■あらすじ

神VS人類の最終決戦を描いたSFアクションホラー。

信仰心を失った人類に天罰を下すため、神は天使の軍団を地上へ派遣する。
だが、大天使ミカエルだけは神の命に背き、人類の味方となり、アメリカ辺境にあるダイナーにたまたま居合わせた人間たちと共に天使の軍団と戦うことになる。



と云えば聞こえはいいけど、実際は…

辺境のダイナーで実にどうでもいい家族ネタをやってると、老婆のお客が来て別のお客をかみ殺して、びっくりしてるうちに「なんか変?」な人間の集団に店を取り囲まれる。

そこへ自らの手で羽を切り落とした大天使ミカエルが遠方からはるばる車でかけつけ、木造のダイナーに立てこもって、銃をぶっぱなしながら神の大軍団と戦う。
そしてミカエルとガブリエルは狭い店内でタイマン決戦にいどむ。


地味!地味すぎる。

神VS人類の最終決戦にしては泣けるほど情けない「ケンカ」です。><
こんなしょぼい戦いに負けたくらいで滅びたくないですぅ。><

人間に味方する天使ミカエルがトランスポーターのジェイソン・マイケル・ステイサム似の男で神側のガブリエルがこれまた「無骨な男」で、背中に見るからに重そうな羽をしょってます。

こんなの全然、企画の段階でNOです。
なんでガブリエルがむさいおじさんなんですか。夢もロマンもないですね。

2010年の作品だったら、まず、人間の味方は女天使ガブリエルでしょ。
でもって、神の軍団を率いるのはミカエルと相場は決まってるでしょ。(と、思う。)

バイオハザードのミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリス並みのガブリエルが、
シュワルツネッガー演じるターミネーター並みのミカエルと戦わなくてどうしますか。

どうせよくある話なんだから、これくらいのよくある話にしてほしいものです。

でも…地方のダイナーでひっそりと戦うってのをやりたかったのかもしれませんし、
予算の都合というのもあるでしょうし・・

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■ミラーズ ■

2008年12月26日公開

監督 アレクサンドル・アジャ
出演 キーファー・サザーランド


何しろ冒頭に起こる事件がもうショッキングすぎるのです。

主人公は元ニューヨーク市警の刑事なんだけど、最初から思いっきり死亡フラグたっててイマイチ頼りないもんだから、・・・・観てて大変つらかったですよ。

チャプター19まで観て、そこで耐えられなくなったので、先にエンディング見ちゃった。(笑)

で…すごくシリアスな場面、今まで主人公を信じてなかった奥さんが、やっとその恐怖に気が付いてしまった!という重要なシーンで

これ。

mirrors.jpg
ネギま!?じゃないですか…あらまあ…

なんだかほのぼの。><
恐怖が半減してしまいます。

■私の評価
典型的B級ホラーなので、何か暇つぶしにビデオでも見ようか~ってときにおすすめです。
グロいシーンは多少ありますが、おえ~ってほどでもないので大丈夫です。
それなりに怖いですし、B級ホラーにしては良いほうなんじゃかしら。


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■赤ずきんの森■

 2006年 英 原題「WILD COUNTRY」

監督: クレイグ・スタラチェン
出演:サマンサシールズ

akazukin.jpg

パッケージの絵がステキです。
この絵見たら誰だってちょっと観たくなるでしょう?

キャッチコピーが「狼さんが悪いって誰が言ったの?」


■あらすじ(全部。ネタバレあり)

主人公は16歳の女の子。(でもパッケージの娘ではありません。)

物語はいきなりこの娘の出産シーンから始まります。
神父さんによって、女の子は子供を育てるには若すぎるというだけで、
一度も会うことなく赤ちゃんを養子に出されてしまいます。

その後女の子は友人たちとハイキングに出掛けます。
ハイキングへ連れてってくれるのは件の神父。
車での道中、その地方に伝わる人食い家族(史実)の話なんかして子供たちを怖がらせる神父。

子供たち(16歳以上の男女5人)をイギリスの荒野で下して、
「明日目的地で待ってる」とか云ってさっさと行ってしまう神父。

なんだかめっさ怪しい神父。

皆で目的地に向かって歩いていると牧夫に出会ったりします。
なんとなく野蛮人風で着てる服も昔っぽい・・神父の云ってた人食い家族を思いだします。

でもその時は何事もなく20㎞くらい歩いたところで夜になったので、皆は荒野で休むことに。
そこで女の子は赤ん坊の泣き声を聞いたような気が。

うわ、怖い><

と、夜這いに来たんだかなんだか昼間の牧夫がそこに!

キャーーーー!と、絹を裂くような悲鳴を上げる主人公、
同行の少年たちは牧夫を追っ払い、追いかけますが、追いついたその場にはその牧夫とおぼしき男の内臓やら食いちぎられた頭やらがゴロゴロと。

あらまあ、人食い家族なはずの不気味な男があっけなく食われてるとかありえないし。

そこで主人公はよせばいいのに、「やっぱり赤ん坊の声がする!」と、気味の悪い古城(画面が真っ暗なので古城だかなんだかわからない)に入っていって内臓やら骨やらが食い散らかった中で赤ん坊を見つけ保護します。

観客はここでやっぱり奪われた女の子の実子のことを思い起こします。

主人公はまだ母乳が出ますから、なんかそのパニック状態な皆の中で授乳しだしたりして。

で、、あとは真っ暗な画面がずっと続き、観客はただワーワーキャーキャーという声だけを聴かされて、なにか起こってるんだなあと思ってるうちに、その真っ暗な中、正体不明の何かに少年少女たちが次々に食われてたと。(と云っても3人)

生き残ったのは赤ん坊を抱えた主人公と、主人公を妊娠させた当の少年。

ふたりは化け物から逃げながら、様々な誤解を解きあい自分たちの過ちを謝りあい…

で、夜が明けた頃、化け物に追い詰められたふたり、少年は自分が化け物の気を引くからおまえは逃げろと云って、彼が食われてる間に少女は逃げます。

イギリスの荒野はここが文明国なのかと見まごうばかり。

バギーに乗って登場した農夫に主人公は助けを求めます。
そばに来てくれるけども、農夫は女の子の云うことなんか聞きやしない。
家畜の死体を発見して狂牛病か?とか言い、そばに寄っていき化け物に食われてしまいます。

その間に、バギーに乗ってさらに逃げる主人公。

神父との約束の民家ペンションにたどり着きホッとします。

いわく付きの神父はただのやりチンの卑怯者だったという話はおいといて

化け物はそのペンションに追いついてきて女主人に襲い掛かり、神父は女主人を見殺しにし、化け物がその女主人を食ってる間に、神父は少女の部屋へ行って、逃げるぞ!と云ったその時、

神父が目にしたものはあの化け物と化した少女の姿だったのです。

エンディングロールが流れる中、荒野に戻ってゆくのは
3匹の化け物の姿。

そのうちの1匹は嬉しそうに跳ね回っている子供のような化け物・・・・・







この作品の最大の注目である恐ろしい「化け物」というのは!!


…今時珍しい「張りぼて」で、子供でもだまされないだろって代物。
一応、人食い「人狼」らしいのですけどね。


後ろ足を人間の足の形にしたところが人狼たるゆえんなんだろうけど、、
学芸会用に生徒が作ったキグルミにしか見えない。狼というより、イノシシ。



誰がこの監督にメガフォンを渡したのか。

どの布石も二番煎じながら、面白くできる要素はあちこちに散りばめられていたのに、作ってるうちにそんな設定全部忘れてる監督。(脚本も監督)

ひたすら、暗闇でキャーキャーワーワー声がして、夜が明けてご対面した化け物の正体がキグルミのイノシシ。

あまりにひどい。
こんなひどいもの見たことない。

点数つけるとしたら。0点。

お金取って人に見せるレベルに至ってないです。
ご大層なメイキングビデオまでついて、笑えるやら腹が立つやらこの上なしなのです。

DVDを大量に借りてきました。 [サブカルチャー]

シネマシネマというレンタルビデオ屋さんは、毎週火曜日、ジャンルごとに一週間1本100円になるのです。(火曜日以外は1週間5本で1000円)、第二週はお待ちかねの洋画の日。

さあ・・今日は思いっきり借りてみました。
その数12本です。

一日に2本は観ないとダメぽ。なのです。

アイアンマン2
ミラーズ
バイオハザード4 アフターライフ
アリス イン ワンダーランド
シャッターアイランド
ダレンシャン
レディ イン ザ ウォーター
ダーク ウォーター
レギオン
ソルト
赤ずきんの森
コンスタンティン

どれもこれもファンタジックミステリーオカルトSFばかりです。

DVD:アニメ映画「メトロポリス」 [サブカルチャー]

2001年公開の手塚治虫原作の劇場アニメ「メトロポリス」を買いました。
製作期間5年、最先端の技術を駆使し、総作画枚数15万枚という大作映画です。

脚本:大友克洋
監督:りんたろう

metropolis.jpg

あらすじ

文明の絶頂期にある近未来の大都市メトロポリスを牛耳る男レッド公の養子、ロック青年はレッド公の歓心を得ようと必死だが、レッド公の心は亡き実娘ティマそっくりのロボットに夢中で、ロック青年に辛く当たる。

レッド公はティマを使って世界征服をもくろんでいるのだが、嫉妬にかられたロック青年はティマを亡き者にしようとティマを執拗に追い回す。

ロボットティマは暴走し大都市メトロポリスは滅びようとする。

最期の最期までレッド公への偽りのない愛を貫くロック青年、そしてティマを慕っていた少年ケンイチもまた、最後までティマへの愛を裏切らなかったという、美しくも哀しい愛のお話。



これは文句なしの、素晴らしいアニメーションです。
「アニメ」でなく、芸術アニメーション。

圧倒されます。

いつまでもその世界に浸っていたくなるような世界観。
あの世界を1から想像力だけでクリエイトしたその才能は恐るべしです。

ティマの暴走シーンもおぞましいまでの迫力です。

音楽の美しさもしみじみ心を打ちます。
すべてが夢のよう。
だけど、空気のにおいまで嗅ぐことができるようです。

ストーリーより、その絵の素晴らしさを味わうための作品。
本当に…ハンパじゃないのです。

物語のほうは……ロック青年に共感が持てず、なんでそこまで青年が養父を愛しぬくのかが説得力にかけます。ティマの心の叫びも弱い。

いずれも命をかけて何かをするという、そこまで至る動機が弱いのです。

無駄なシーンが多く、そんなシーンに枚数さくなら、なんでもっと物語に深みを与える方向に持っていかないんだ…と。

ストーリーはどこをとっても中途半端。
物語としては、手法も演出もエンディングも、この上なく陳腐でありきたりです。

そして、キャラクターの絵柄も、中途半端。

ケンイチが初期の手塚キャラで、ぽっちゃりむっくりしてるんですが、後半になるとなんだか間延びしたような中途半端な大人キャラになってしまってます。
ケンイチやひげおやじがあんななのに、レッド公とロックがこれまた中途半端にデフォルメされてるんで、違和感アリアリです。

一部ディズニーみたいなノリがあったりするのも考えものです。
シリアスならシリアスで通せばいいのに。
ティマは手塚キャラにはみえなかったし。

と、さんざんですが…キャラが弱いのにアニメーションは素晴らしい、という一見矛盾した作品でもありますね。

■私の評価

絵がきれい。
絵を見るだけでも価値ありです。

物語の出来はもう、目をつぶりましょう。
こんなひどい脚本によくも大友さんは自分の名前を出しますねというレベル。

「アニメーション」としては最高峰の、本当に素晴らしい作品です。

CGとキャラクターと世界観が混然一体となり、不思議な雰囲気を醸し出しています。
これは劇場で観たかったなと思わずにいられない作品。

nhk春ちゃんのガシャポン(ガシャガシャ・ガチャガチャ) [サブカルチャー]

NHKのニュースウオッチ9の気象情報コーナーに登場する春ちゃんのガチャポンを発見しました。

NHK春ちゃん大百科

春ちゃんとは知る人ぞ知る、NHKでは4コマ漫画まで連載し、フィギュアもあるし、専用ツイッターまで用意してるし、最近じゃ春ちゃんはしゃべるようにまでなったしのとても人気のあるキャラクターです。

haruchan02.jpg

春ちゃん半立体マグネット
おお、いいじゃないですかー、実にご家庭向きに考慮されています。

「冷蔵庫やカベに貼れるでしょう!」だって。

haruchan03.jpg

全6種類ですね、

春ちゃんが3つに秋ちゃん、夏将軍、冬将軍。

春ちゃんがいいけど、秋ちゃんでもいいなあ。
これは、確率が高いですよ。楽勝じゃないですか!

200円。さっそく…

haruchan.jpg


が~~~~~~~~~~ん ><

コミックス 「ヴィリ」  [サブカルチャー]

2007年「ダ・ヴィンチ」に発表された山岸涼子のバレエ漫画。

以前に同作家の「舞姫 テレプシコーラ」第一部全10巻を読んで大鬱に陥ったというのに、懲りずにまたまた買ってきてしまいました。

wilis.jpg

これは「舞姫 テレプシコーラ」第一部が終わった時に描かれた作品であるようです。

テレプシコーラ第一部は将来を期待された、まだほんの10代の少女の自殺で完結し、第二部へはその遺志を継がざるを得なくなった残された妹の話が続きます。

主人公はあくまでその妹であるのですから、彼女の成長には姉の死は欠かせない要素であるのかもしれません。でも私は、何も殺すこたないじゃないかと大鬱に。

さて、本作品の「ヴィリ」、主人公は40代のバレリーナの礼奈。

若い頃には苦い恋も経験し、ひとりで娘を育てつつバレエ教室を経営し、ここまで大きくしてきた手腕を持つ、それなりの大人であるはずの礼奈の葛藤と挫折を描いたもの。

「ヴィリというのはドイツの民話に出てくる精霊で、結婚を目の前に死んでしまった女性のこと」と物語の早々に説明があります。
これは山岸涼子の作品にはよく登場するテーマ。

山岸涼子の「女性観」というのがこの話には詰まってます。

出し抜かれる「女」と出し抜く「少女」と。

彼女の描く「少女」というのは薄いガラスのようでものすごくもろい。困り顔をして可憐で痩せていておどおどしてて、自分を否定してばかりいるような。

かと思うと、そういういたいけな少女たちがその外観とは裏腹に「性に目覚めて」いると、鬼女もまっさおなしたたかで冷酷な「女」として、ふてぶてしい生き様をさらす。

そうなのか?
そうなのか?と、読者である女たちは思う。

それとは対照的に性愛のあり方ひとつで人生を、精神を狂わせてしまう「無様な女」たち。

そうなのか?
そんなものなのか?といぶかしく思わないでもない読者。
(てか、私だけ?)

さて、話をヴィリに戻して。

今まではカルトといえるジャンルで描いていたそんな話を、山岸涼子の描く双璧をなすバレエ漫画にまで持ち込んだのが、この作品。

女の愚かさ、少女のしたたかさ、

事実上の「加害者」であるだろうと思える「男」たちはその悪行に関わらず「空気」のように描かれていて、男に翻弄される女たちの、その「女」だけを描いてあります。

物語の、主人公礼奈の立場は最初から読者にはわかるように描いてあります。

礼奈の恋は空回りしてるんじゃないかと、読者はすぐに気がつくのです。でも、主人公礼奈が見せる自信満々な態度に、読者は礼奈の考えてることのほうが正しいんじゃないかと思ってしまう。

礼奈は自分の愚かさに気がつかない。

そうして最後に何もかも失ってボロボロな「以前は女だったもの」になってしまう。

今までの山岸涼子ならそんな主人公たちを冷たく放置してました。気が狂うとか死ぬとか幽霊になってもその苦しみから抜けられないとか。

でも

このヴィリは少し違うエンディングを迎えます。

読者が読み終わったあとに、「読後の満足」が得られるような。


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コミック 「超少女明日香 コミックフラッパー編」 [サブカルチャー]

和田慎二の

超少女明日香 聖痕編 1.2 (2000年)
asuka_seikon.jpg

超少女明日香 式神編 1.2 (2001年)
asuka_siki.jpg

買ってきました。

なぜにこれほどまでに私を魅了するのでしょうか、明日香シリーズ。

先日超少女明日香の旧シリーズを買ってきまして、ネットであれこれ調べた結果、新シリーズがあることを知りました。

では計画停電用に買っておこうかなと・・・
買ってきて速攻で我慢できずに読んでしまいましたが。

青年誌に発表されたんですか。
どんなだろう・・とちょっと心配しましたがなんのことはない、全然少女漫画のままでした。
青年誌ということですが、少女(というか腐女子?)向けサービスが目立ち、あれこれ読んでてワクワクしました。

でも・・・絵がですね・・

和田慎二の昨今の動向は存じ上げませなんだが、聖痕編の絵は「微妙に下手」でしたよ。

あれあれ、あれ?と・・

まるで「何年も絵を描いてなかった漫画家」のような絵で。

どどど、どうしちゃったの和田慎二。

でも次作の式神編では往年のパワーを復活させたような、安定した絵に戻っていて少し安心しましたが。

それとストーリー展開では、ちょっといずれも冗漫な気もしないまでもないなと。

どちらも単行本2巻で完了するのですが、昔の和田さんなら多分この半分以下で描き上げたんじゃないかな。

式神編にいたっては、謎が謎を呼び、ワクワクが止まらない。というよりは、停滞しまくりで話がよどみまくりといった印象。

でも><

そんなことどーでもいい!

やっぱり明日香は面白いです。

今現在は明日香シリーズは休止中と聞いてます。

なんでなの・・実に残念。てかよく判らない、明日香シリーズの人気ってどれくらいあるのかしら?なんで新作が出ないの。><

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コミック 「超少女 明日香」シリーズ [サブカルチャー]

今更ですが、和田慎二の「超少女明日香」のシリーズを買ってきました。

ask.jpg

今回買ってきたのは

超少女明日香 〔1975〕
明日香ふたたび〔1976〕
明日香子守唄 〔1978〕
明日香・妖精狩り 〔1986〕
超少女明日香 眠る蛇 〔1987〕
超少女明日香 雨の封印 (ビーナス翔ぶ!) 〔1988〕
超少女明日香 ウェディング★スター (超少女明日香 水底の騎士) 〔1987〕
超少女明日香 救世主の血 1 (救世主の血・黄金のドクロが笑う)〔1988〕
超少女明日香 救世主の血 2 (黄金のドクロが笑う・明日香対救世主)〔1992〕
超少女明日香 救世主の血 3 (史上最大の生霊) 〔1993〕

元祖★戦う美少女、セーラー服でしかも戦うメイドなんです。
昨今の深夜アニメの真髄はここにありと云っても過言ではないかと思うのです。

一作一回の明日香のヌードです。><

てか、少女向け雑誌なのに明日香のヌードが「読者サービス」ってなんなんだろうとは当時から思っていましたが・・・この歳になってまあ、私的に、winkやらダブルユーやらパヒュームやらアイアンメイデンじゃないローゼンメイデンなんかがたまらなく好きな中年になって初めて、明日香のヌードも確かに嬉しいものかなと思ってしまったり・・・です。><

しかしですよ、明日香シリーズは面白いですね。
今更ですが、面白いです。

とにかく明日香のキャラがすばらしいです。

誰が明日香を嫌いだと思うでしょう?
誰もが明日香の友人になりたいと思うでしょうし、誰もが明日香の味方になりたいと思うでしょう。誰もが明日香を応援するんじゃないかなと。

ストーリーも、今でも深夜アニメになったら受けると思うですよ。

自然との共存とか、エコライフはここに始まっていたんですね。とかいや違うか。

私がアニメ製作会社の企画部にいたのなら、何をおいても明日香をアニメ化したいです。それも今川泰宏監督でお願いしちゃうよ!!!!><

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雨に唄えば [サブカルチャー]

「雨に唄えば Singin' in the Rain」のDVDを買ってきました・・・

singintherain.jpg

ごめんなさいごめんなさい。><
中古DVD、1本210円、5本なら525円というコーナーで買ってきてごめんなさい。

1952年制作のミュージカル映画です。
主演ジーン・ケリー、ヒロインにデビー・レイノルズ、名脇役にはドナルド・オコナー。

【あらすじ】
1920年代後半、人気映画俳優のドンとリナは美男美女のカップルとして世間をにぎわせていた。当時無声映画の時代は終わりを告げ、ドンとリナもトーキー映画を作ることとなったが、制作スタッフはそのノウハウを知らず、出来上がった作品試写会は散々で、ふたりは大恥をかいてしまう。このままではドンとリナの俳優生命まで奪われかねない。問題はリナの声がその姿からは想像も出来ぬ程の悪声であることだった。

ドンは「その他大勢」の中にいた無名のキャシーの才能を見出し、その美声に目をつけリナの声の吹き替えを彼女に頼むことにした。ドンと相棒のコズモ、そしてキャシーはその失敗作をミュージカルに仕立てなおし、公開されたそれは大好評で受け入れられた。

だが、その成功に味をしめたリナは、キャシーを影武者として一生涯、自分の声の吹き替えを担当させようと企てる。キャシーと仕事を共にし、いつの間にか彼女を愛するようになっていたドンは、そのたくらみを知り、ある手段に出るのだった。

子供の頃に吹き替え版の、あちこち散々カットされてるものをテレビで見て以来、カセットテープにこの映画の音声を丸々吹き込んだものを愛蔵品とし、聞いて聞いてききまくりました。

Singin' In The Rain やGood Morningと云った作中ナンバーは今でもそらで唄えるほどです。

でもね、ストーリーはあまり好きではなかったな・・・
そりゃリナは酷い女かもしれない。キャシーのような才能もないくせに人気の上にあぐらをかいて、他人を物扱いするような女。でもなんか可哀想・・・と思ったものです。

キャシーはいいよ、キャシーは。
美女だし、声はいいし、性格もいいし、才能もあるし、ドンにもコズモにも愛される。

あと・・10分以上も続く歌なしの音楽劇、Broadway Ballet は子供には退屈の極みでしたね。

でもやっぱり、今見ても充分楽しいミュージカル映画です。


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