「君の名は。」観てきました [サブカルチャー]

行かないつもりでしたが、ついに行ってしまいました。
今回は仕事場の人と。(2回目シン・ゴジラ一緒に観た人)

面白かったですが、、社会現象巻き起こすほどのものには・・・

??????なぜこれが?

ある意味、とても地味な作品だと思う。
SFと民俗学と若者の恋愛と、そこに哲学のエスプリちょっと垂らして、優しく綺麗に、温かくまとめましたって感じ。

それもリピーターが多いって話でしょ?
こういうのが流行るんだ・・・なんかすごいなと思う。

【ネタバレあり】


私的にはすごくありがちで語るに落ちてるけど、三葉(ヒロイン)のお父さんとお母さん(二葉)の話のほうが見たかったかな(笑)

あれ、お父さん、民俗学者だった時にフィールドワークかなんかで神職の家系の二葉を「探し当て」て結婚して、神職について、二葉を失ったから神職なんか辞めて、彼なりの心情から町長になったのだろうけど、これはもう視聴者の誰もが気づくことだけど、お父さんとお母さんも、三葉と瀧くんのように「入れ替わり」経験してる仲よね。

運命の経験をして、運命の出会いをして、お父さんはそれで民俗学者やめて神職について、それで「おしまい」だと思ってたのに、二葉は死んでしまった。

お父さんは、「真の運命の出会い(歴史を操作するほどの)」を荷を負うのが自分たちではなく、自分たちの次の世代だとは思ってなかったから、二葉が死んでしまった時に、「こんなバカみたいなの信じてる自分がバカだ」とか思って現実的に社会を操作できる権力(町長、土建屋とのグル)を手にすることにしたのかもね。

歴史を操作するっていうのは、「村を救うこと。」で、三葉の家の神社は「1200年に一度の彗星群到来」時の彗星落下で「村が殲滅することを回避する」、ためだけに存在してた。

ご神体もクレーターの中にあったし、1200年ごとに彗星があの村に彗星落してるとかなんかすごいけども、これで彗星落下の呪縛から逃れることができたのかな?

神社はなくなってしまったし、神職もいなくなってしまったことだし。

この作品の大本はそこよね。

でも、そういうことにはサラッと触れてもいないから、主人公二人だけのことしか話の焦点あわされてないけども・・

描きかたですよねえ・・

他の監督だったら、もっと盛大に「彗星に呪われてる村を呪縛から解放する若者たち」のほうに焦点合わせて描いてくんじゃないかと思うけども。

これもでもまた、3・11なんでしょうか。

歴史に刻まれてる「村にいずれ訪れるだろう災害」の予言。
1200年も立てばみんな忘れてしまうけど、忘れちゃいけないんだよ。言い伝えを紐解けば、救える命があるんだってことで。

やはりこれも、、八百万の神々の国、、に生きることがどういうことかって、「シン・ゴジラ」ね。
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